新郎新婦から「文字入りの湯呑み」プレゼント
「文字入りの湯呑み」
プレゼント
新郎新婦からご両親へのプレゼントには、「気持ち」を伝えることが一番です。花嫁の涙、涙のお手紙に添えて「気持ち」のこもったプレゼントができれば最高です。プランナーとして見てきた感動させられるご両親へのプレゼントはたくさんあります。ここでご紹介するプレゼントもその一つ、ご一緒に感動していただければと思います。
「あ」「り」「が」「と」「う」湯呑みに込められた新郎新婦のご両親への思いを見ました。披露宴の最後、新郎新婦からご両親に渡された心のこもったプレゼント・・・それは、文字入りの湯呑みでした。会場で新郎新婦それぞれがご両親に渡され披露された瞬間、大きな歓声が上がりました。
きれいな化粧箱に収められた5つの湯呑み、そこにははっきりと新郎新婦の思いが見えました。「ありがとう」という思いです。「これを飾っておいて私たちをいつも見守っていてね。」という思いですね。この新郎新婦の「ありがとう」には、5つの文字それぞれに次のような思いが込められていました。
「あ」・・・愛をありがとう！
「り」・・・理解をありがとう！
「が」・・・がんばります！
「と」・・・届けます！
「う」・・・生まれます！
新郎新婦さんが一生懸命考えられたようです。それぞれの文字に込められた思いがご両親のお部屋に飾られることでしょう。実家を訪れたときには、この湯飲みを使い美味しいお茶を入れてほしい。『「あ」はお父様、「り」はお母様、「が」は新郎、「と」は新婦、そして、「う」はこれから誕生する子どもさんが使うようにする』というお話をお聞きし、素晴らしいことだと感じたものです。
ご両親のことを思いますと、新郎新婦からの最高のプレゼントになったことでしょう。新郎新婦さんは、いろいろな「ご両親へのプレゼント」を考えられますが、こんなプレゼントもあるのかとあらためて新郎新婦さんの工夫に感心しました。
文字入り湯呑みは、この新郎新婦の発想だけでなくいろいろなことが考えられます。焼き物として新郎新婦の手書きの文字を入れる、「私たちのことを見守って！」という思いで、湯飲みに「新郎新婦の名」を入れるのもいいでしょう。さらに時間はかかりますが、湯飲みに「顔」を書き入れることも可能ですね。手作りの素晴らしいプレゼントになることでしょう。
プランナーとして思うことは、ご両親は「プレゼントは何でもいいよ。」とおっしゃいますが、やはりいつも見守っていてあげたいという思いが強いということです。そのために、新郎新婦の作品として、いつも飾れる物、使える物がたいへん喜ばれます。
