新郎新婦がパズル好きの両親に贈る私たちのパズル
両親に贈る私たちのパズル
新郎新婦からご両親へのプレゼントでよく贈られるのが写真ですね。もちろんその瞬間のお二人ですから素晴らしいプレゼントだと思います。今回ご紹介しますのはパズルです。パズルのプレゼントでは、出来上がった「新郎新婦の前撮り写真」をパズルにして贈呈されるケースが多いです。これもいいと思います。新郎新婦お二人でがんばって仕上げたパズルも価値があります。
ご紹介します新郎新婦の場合、新婦のご両親がパズル好きで、家の壁にはいつも風景や街並み、ディズニーなどの完成したパズルが飾られておられるようです。新婦が新郎に相談されたときに、新郎のご両親もパズルをされるということで、「決まった!」とご両親へのプレゼントを決められたのです。
どんな場面をパズルにするか、いろいろと候補を考えられて次のような結論を出されました。「あらたまった写真をパズルにするよりも、くだけた二人をパズルにしよう!」ということで、デートでディズニーランドに行かれたときに、お二人がミッキーをバックに笑い合っている場面を選ばれました。
披露宴では「中身はサプライズ!」ということで「1000ピースの新郎新婦の一場面」をラッピングされた袋に入れて渡されたのです。新郎が「私たちが心を込めて両親にプレゼントします。中身は私たちにしかわかりません。両親にはがんばって完成させてほしいです。」と言われ会場から大きな拍手が起こりました。出席者の方々には式前にその写真を見せておられました。(私も見せていただいていました。)
「サプライズだから見本もいらない」ということで、これはご両親もたいへんなプレゼントをもらわれたものだと思っていました。しかし、なんと10日後、お礼を兼ねて私を訪ねてきていただいたときに、「新婦側はすでに完成した」という報告を受けました。さすがパズル好き!ということで驚きました。見本もない中でよくもこんなに短期間でできるものだと感心したものです。
このように、パズルは写真にはない価値というものを感じます。一つ一つを組み合わせていって完成させることでオリジナル性も増し、世界に一つ(新郎新婦のご両親に渡されるのですから2つ)だけのプレゼントになります。後に聞いたのですが、出来上がったパズルそれぞれに「新郎新婦さんのサイン」を入れられたそうです。そして、フレームに入れられてそれぞれのご両親のお家に飾られているようです。