新郎がお母さんに贈った驚きの手作りプレゼント

新郎がお母さんに贈った
驚きの手作りプレゼント

「おふくろ、ありがとう!」・・・そう言って手渡されたプレゼントは、なんと手編みのセーターでした。冬の結婚式でしたので、なんとも暖かそうな立派なセーターでした。それを作製されたのは新郎です。家庭の事情によって母子家庭で育てられた彼が送った「手作りのセーター」の価値はその暖かさ以上の温かい心がこもっていました。

実は、新郎の隠れた趣味は編み物だったのです。聞いてみますと『小学校時代のクラブで「編み物クラブ」というクラブがあって、初めは楽そうだからという理由で入部されたようです。ただ、顧問の先生が厳しく、やらざるを得ない状況になってだんだんと面白くなり、冬にはコタツに入って編み物をされるようになった。』と言われました。

その後、中学校では野球部に入られたので、遠ざかっておられたようですが、基礎が身に付いていたのでできたと言われました。披露宴の最後に渡されたのですが、このプレゼントのことは新婦にも内緒にされていたようです。新婦が「私も作ってもらいます。」ということを言われて会場が沸きました。なんとも言えない素晴らしいプレゼントにお母様が涙して受け取られたときには、プランナーの私自身ももらい泣きしてしまいました。「これこそサプライズだ!」と思ったものです。

「ご両親へのプレゼント」は、時間があるのであれば手作りがいいと思います。ご両親は新郎、新婦から何をもらっても嬉しいものです。このセーターは、さすが、基礎ができていたこともあってきちんと仕上がっていましたが、出来栄えではないということは付け加えておきたいと思います。最後になりますが、この新郎が渡される時におっしゃった感謝の言葉を要約してご紹介します。

『おふくろ、ここまで女手一つで育ててくれてありがとう。俺からのBIGなプレゼントです。仕事が終わってから、時には飲み会のあとにも少しずつ編んでいったのでどこかヨレヨレになっているかもしれません。でもそれは俺の心のこもった最高のプレゼントだと思っています。

まだまだ寒い日が続くのでぜひ毎日着てください。ただ、修繕しなくてはならないことになったら、よろしくお願いします。俺の手の感触は、まだ「編み物モード」になっています。仕事でパソコンをしていても手の動きがおかしいこともあるぐらいです。絶対幸せになりますから見守っていてください。ありがとう!』

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