両親へのサプライズオルゴールプレゼント
オルゴールプレゼント
いろいろな環境で育って出会う新郎新婦ですが、今回は一人っ子で育てられた新婦が心をこめて作ったオルゴールについてご紹介します。オルゴールは、ネットなどで検索しますとウエディングソングにもいろいろな曲が作られています。この新婦がご両親のために選んだ曲は「アンパン〇〇マーチ」でした。
披露宴でこのプレゼントが披露されたときには、一瞬の笑いが起こりました。でもそのメロディに乗せて新婦が「両親への手紙」を読まれ笑いがいつの間にか涙に変わっていたのです。新婦は5歳ぐらいまで家庭の事情(両親が共働き)があって祖母に預けられていたようで、今は亡き祖母のこともその手紙にはしたためられていました。手紙は次のような内容でした。
『幼いころから女手一つで育ててくれたお父さん、お母さんには言葉で言い表すことのできないぐらい感謝しています。私が中学校時代に一時不登校になったときにも、わがまま放題の私に怒ることなく接してくれました。今謝っても謝り切れないほど恥ずかしい思いでいます。これからも、私が大好きだった「アンパン〇〇マーチ」を聞いて私のことを励ましてください。
そして、天国のおばあちゃん、私が幼い頃何でも言うことを聞いてくれた神様のような存在でした。今もここにおばあちゃんがいて、祝ってくれている、涙を流してくれていると思います。おばあちゃんのやさしさを受け継いでいるよ。これからも見守っていてね。そんな私を選んでくれた彼です。アンパン〇〇のような元気いっぱいの彼についていきます!』
一人っ子の新郎、新婦も多くなってきたように思います。一人っ子だからこそご両親の感情の高まりは非常に大きいものになることでしょう。そんな感情を少しでも和らげるように『両親へのプレゼント・・・「アンパン〇〇マーチのオルゴール」』を選ばれたことに温かい拍手を送りました。
プランナーとして、このような「サプライズ?」な演出は素晴らしいと思います。ご両親の家では毎日のように「アンパン〇〇マーチ」が流れていることでしょう。そして、お孫さんができた時、そのオルゴールはきっと子守歌となって、お孫さんにとっても宝物になるのではないでしょうか。新郎、新婦、ご両親へのプレゼントはあなただけの思いがこもったプレゼントでいいのですね。形にこだわることなくご両親への最高のプレゼントをしましょう。