天国に届けるバルーンリリース | 結婚式の両親のプレゼントに感謝のキモチを伝える『言葉のプレゼント』 | 結婚式の両親へのプレゼントに感謝のキモチを伝える

結婚式では、これまでの感謝の気持ちを込めて贈る両親への贈呈品と言えば、花束やウエイトベアが多いですが、思いを届けるアイテムのひとつに風船を使った演出を行ったお二人がいらっしゃいました。
バルーンリリースとは、風船飛ばしとも呼ばれ、ゲストと新郎新婦が一人ずつ風船を持ち掛け声と共に空に風船を飛ばす演出です。バルーンリリースには空高く舞い上がる風船を飛ばすことで、新郎新婦お二人の幸せが天まで届くようにという意味が込められています。そんなバルーンリリースを天国の親御様へ感謝の気持ちを込めたメッセージを送った方がいらっしゃいました。

新婦のお父様は新婦が小学生の頃に他界されていました。小さい頃からお父様には色々な所に連れていってもらって、たくさん遊んでもらったと、打ち合わせの時もよく楽しそうに話をされていらっしゃいました。お母様と妹様も本当に新婦の結婚を喜んでいらっしゃって、「お父さんも天国で喜んでいるね」とドレスの試着や打ち合わせの中でお話しをされているのが印象的でした。天国に行ってしまっても、いつでも家族のことを空からみているんだなと、とても心が温かくなったのを覚えています。 そんな新婦でしたので、お母様にはもちろん感謝の気持ちを伝えたいけど、お父様にも感謝の気持ちを伝えたいと考えていらっしゃいました。お父様に成長された新婦の気持ちを届けたいと思ったときに、この演出ならと！バルーンリリースを選びました。

当日はお二人の気持ちも空に届いたのか、雲ひとつない晴天でした。披露宴の終盤、通常では感謝のお手紙を読むシーンでこの演出を行いました。
新郎新婦のお二人には事前にバルーンへメッセージを書き入れて頂き、それを感謝のお手紙としました。ゲストは二人のこれからの幸せを願って、二人は親御様への感謝の気持ちをメッセージに込めて、バルーンを飛ばしました。 「お父さん、いつも空から見守ってくれてありがとう。二人で幸せになります。これからも空から見守っていてね。」
小さい頃によくお父様と一緒に遊んだ、シャボン玉なら空に届くねということで、ゲストの皆様にも協力をいただいて、バルーンと一緒にシャボン玉も飛ばしました。バルーンとシャボン玉が空に昇っていくシーンは圧巻の光景でした。 本当は目の前で感謝の気持ちを伝えたかったと思います。しかし、きっとバルーンに込めたメッセージは天国にいるお父様に届いていますね。