夫婦茶碗と夫婦箸に両親への思いを込めて
両親への思いを込めて
結婚式の贈呈用の記念品、何を渡したら両親が喜ぶかなと記念品を悩まれていらっしゃいました。
「お父様とお母様の好きなものはなんですか?」とお伺いしたところ、「食べることが好きな2人です。」とお話しをいただきました。
お休みの日には、「ここのハンバーグが美味しそうだから行ってみよう」や「ここのお店の味を再現したよ」といつも食事のお話しを楽しそうにしているのが印象的だったそうです。
そんな、お父様とお母様に結婚式の記念品として夫婦茶碗と夫婦箸をセットでお渡しすることを提案させていただきました。
夫婦茶碗と夫婦箸のプレゼントと聞くと、新婚のお二人へ向けたプレゼントと思われがちですが、結婚記念日や父の日・母の日のタイミングでお渡しをするなど、贈り方はさまざまです。
記念品として選んだ夫婦茶碗には、「桜」の絵柄が描かれているものを選びました。お父様とお母様から、「わたしたちが、入籍をした日には綺麗な桜が咲いていたんだよ」と、何度も話しを聞いていたため、結婚記念日をいつでも思い出してもらえるようにとの思いを込めて、「桜」の絵柄が描かれているものを記念品と選びました。
夫婦茶碗とあわせて、夫婦箸もセットにして記念品としてプレゼントをしました。夫婦箸には、「鶴」と「亀」の模様が描かれているものをお渡ししました。
「いつまでも元気で長生きしてほしい」といった意味を込めて、この絵柄を選んだそうです。
当日は、感謝のお手紙の中でも、この夫婦茶碗と夫婦箸についても書かれていました。
「お母さんとお父さんは、どんな時でもいつも一緒に食事をしていましたね。当たり前のように思っていたけど、共働きで働きながら一緒の時間に食事をとることは、相手を思いやる気持ちがなければできないことだと結婚して感じました。お父さんとお母さんのような夫婦になれるように、思いやりを忘れずに2人で頑張っていきます。」
ご両親への記念品を通して、ご両親の夫婦の在り方を感じとったご新婦。ご新郎とご新婦もこれから温かいご家庭をつくっていくのでしょうね。