お酒好きな両親へ江戸切子のグラスを記念品に
江戸切子のグラスを記念品に
ご新婦のご両親は二人揃って、お酒を呑むことが、大好きな方々でした。そんな、お酒好きなご両親へ一生もののグラスをプレゼントすることにしました。
一生もののグラスに選んだのは、江戸切子です。江戸切子には、昔ながらの紋様が描かれていて、その紋様一つ一つに意味があります。その紋様を使って、想いを届けるのはいかがですか?と提案をさせていただきました。江戸切子の紋様に思いを込めて、記念品として、お渡しすることにしました。
選んだグラスの紋様は、菊つなぎ紋(きくつなぎもん)です。菊つなぎ紋とは、名前の通り菊の花が描かれています。菊には不老長寿の意味が込められているため、この紋様を選んだそうです。また、菊の花言葉は高貴なといった意味もあり、お祝い事に花を添えてくれる紋様のひとつです。
当日は、ご新婦の感謝の手紙の中でこの意味を伝えていただきました。
「いつまでも、二人には長生きをしてほしいという意味を込めてこの江戸切子のグラスを選びました。この江戸切子のグラスを選んだのにはもう1つ理由があります。小さい頃からいつも二人で楽しそうに晩酌をしていたのを今でも覚えています。そんな、お父さんとお母さんのようになるのが私の今の目標です。いつまでも二人で仲良くお酒を飲んで過ごしてもらいたいな。」
お父様とお母様も、このご新婦からのお手紙を嬉しそうに聞きながら、江戸切子のグラスを大事に抱えていらっしゃいました。
江戸切子のグラスと一緒に、ご両親の大好きな日本酒も一緒にプレゼントをしました。この日本酒のラベルには、ご新郎とご新婦の二人から「いつもありがとう。このお酒を飲みながら結婚式の思い出話しをしようね」とメッセージが書かれていました。
この江戸切子のグラスを見るたびに、ご新婦のことはもちろん、結婚式のことも思い出していただけるような、記念品になりました。