両親へのケーキ入刀のサプライズプレゼント
サプライズプレゼント
両親へのプレゼントは、披露宴の最後に両親への感謝の手紙、そして花束と贈り物を渡すというのが多いのかなと思いますが、その結婚式では、それとは別に両親へサプライズプレゼントがありました。とても印象的でそれぞれを想い合う「愛」を感じたのでぜひ紹介したいと思います。
サプライズが行われたのは新郎新婦のケーキ入刀の前でした。司会者からご両家の両親へ前に出てきてもらうように話がありました。何が始まるのかワクワクしていたところ、両親の目の前には6号サイズぐらいの2段ケーキがそれぞれ用意されました。ケーキはピンク色のクリームを使ってとても可愛らしかったです。プレートも用意されており「感謝」の文字が書かれていました。
司会者が説明をしてくれました。新婦の両親は、結婚式を行っていなくて、時々、お母様が「結婚式挙げればよかったな、ケーキ入刀してみたかったな。」と話すことがあったそうで、そんなお母様に結婚式の主役を少しでも経験してもらえたらいいなと今回のサプライズ プレゼントを考えたそうです。新郎の両親は、結婚式を挙げたそうですが、もう一度昔を思い出して2人仲良く暮らしてほしいという願いからご両家の両親にプレゼントすることにしたそうです。
ご両家の両親とも照れながら夫婦でナイフを一緒に持ち、「ケーキ入刀」の声に合わせてケーキにナイフを入刀していました。親族の方や新郎新婦の友人など会場にいた全ての方々が盛大な拍手をし、近づいてたくさん写真を取っていました。そして、ファーストバイト。 お母様達は、スプーンに乗らないぐらい大きくケーキを取ってお父様のお口へ「アーン。」お父様達はとても嬉しそうにケーキを頬張っていました。特に新婦のお父様は初めての経 験だからか本当に嬉しそうで、目が少しウルウルしているように見えました。ケーキを1度 だけではなく2度3度とたくさん口に入れ顔にクリームをたくさんつけていました。そのクリームをお母様に拭いてもらっていて、新郎のご両親はタオルを渡してもらっており、ご両家とも仲睦まじい姿で見ている側もほっこりしました。最後に、お父様達が万歳三唱して会場を賑わせていました。
両親が今までたくさんの愛情で育てて下さったからこのような両親のことを想ったプレ ゼントができたのだと思います。両親のような仲の良い夫婦、そしていつか子どもが産まれたときに同じようにお互いに想い合えるよう家族になれるのではないかと思います。
新郎新婦の両親への愛情をとても感じることができ忘れられないサプライズプレゼントでした。