親としての心得
親だからわが子が大きな人生の節目を迎えた時に
大切に育ててきたわが子からのうれしい”結婚”の報告。
親にとって最高の悦びであり、成長を見守り続けてきた父・母としての務めを終える”卒業式”のようなもの。
大きな人生の節目を迎えたわが子の成長を、心から喜んであげるとともに、
新しい人生へと旅立つわが子を、自信を持って送り出せるようにしたい・・・。
おやだからこそ、してあげられることがたくさんあります。
新郎新婦と両親にありがちな、“想い”の行き違い「結婚式を迎える親」が想うこと
結婚報告を受けた親が最初に想うのは、「うれしさ」や「寂しさ」ですが、それと同じくらい「子の結婚式」について想うことはたくさんあるようです。
要 望
- ・結婚式はきちんとしてほしい
- ・着物姿も見てみたい
- ・招待客の要望を聞いてほしい
- ・何か頼ってほしい
不 安
- ・お相手のご両親と気が合うか
- ・結納って難しそうで不安
- ・費用の心配はないか
- ・あまり口出ししたら悪いかな
新郎新婦と両親にありがちな、“想い”の行き違い「結婚式を迎える親」が想うこと
結婚報告を受けた親が最初に想うのは、「うれしさ」や「寂しさ」ですが、それと同じくらい「子の結婚式」について想うことはたくさんあるようです。
要 望
- ・結婚準備に協力してくれるか
- ・自分たちの選んだスタイルに理解を示してほしい
- ・お金がないので援助してほしい
不 安
- ・パートナーのことを認めてくれるか
- ・お相手の両親と仲良くしてくれるか
- ・親戚関係が分からない
- ・会場は自分たちで選んで良いか
でも、言い出しづらい…
親も子も結婚式に向けていろいろと思っていますが、相手のことを気遣うからこそ、そのまま伝えることができないことも。結果、モヤモヤしたまま当日を迎えることにならないように…。
お互いの要望も不安もしっかり話しあうことが大切!
結婚式は新郎新婦の晴れ舞台ですが、同じくらい両親にも重要な意味を持つ場です。
親としての責任をしっかりと果たし、良い結婚式にしていくためには、親子での協力が不可欠。「○○しておけば…」と後悔しないよう、お互いの歩み寄りが大切です。
夫婦の先輩として見守る結婚式当日までのスケジュールと親の役割
親子ともに心に残る結婚式を叶えるには、きちんとスケジュール・プランを組むことが大切です。結婚式に向けた準備を進めるふたりを見守りながら、一緒に会場を決めたり、手作りを手伝ったり、不安や悩みの相談にのってあげるなど、”夫婦の先輩”ならではのアドバイスを送ってあげましょう。
それぞれの家の価値観、風習や常識も違えば、主役であるふたりと新世代の想いもさまざまです。双方の歩み寄りで、両家の絆を深めるよう配慮しましょう。
会場決定まで
Chapter
- 1.結婚報告
- 2.顔合わせ・結納
- 3.会場選び
- 4.ブライダルウェア
- 5.試食会
- 6.費用相談
- 7.会場決定
親子で協力すること
■日程の調整
顔合わせや結納など、両家が関わることはたくさんあります。新郎新婦を通じて、調整をしましょう
■会場の決定
大筋は子にまかせていますが、ゲストの人数や交通面など、親目線でアドバイスをしましょう
主となる決定・準備はふたりに任せますが、親族関係のことは親が受け持ったほうがスムーズです。本人たちの考えを尊重しつつ、親の目線でアドバイスします。
会場決定まで
Chapter
- 1.衣裳を選ぶ
- 2.前撮り
- 3.リストアップ
- 4.招待状の発送
- 5.席次決定
- 6.引出物・引菓子決定
- 7.アイテム準備
- 8.謝礼・心付け準備
- 9.心のケア
親子で協力すること
■親族への連絡
親族への連絡は、親から入れるとスムーズです。
■招待客のピックアップ
招待客のリストアップや席次の決定には、親の意見も不可欠です。子では把握しきれない部分をフォローしましょう
ゲストと主役のふたりにしっかり楽しんでもらえるようフォローするのが親の役目です。
あくまで脇役に徹し、周囲の人の心配りを絶やさないようにしましょう。
結婚式当日
Chapter
- 1.ゲストのお迎え
- 2.親族紹介
- 3.謝礼・心付けを渡す
- 4.各テーブルへの挨拶回り
- 5.締めくくりの挨拶
- 6.お見送り
親子で協力すること
■親族紹介
挙式の前後どちらかで、別室にて執り行います。両家の父主導です
■謝礼・心付けを渡す
親から渡すとスマートです
■締めくくりの挨拶
新郎新婦挨拶の後、両家を代表して、新郎父が執り行います