計画不足・想い違いからのモメバナ
ある程度、結婚式の日程や場所、人数などが大まかに決まったら、少しずつイメージを固めていこう。
ココを疎かにしてしまうと、後々大きなモメバナに発展してしまう可能性もあるので気をつけて!
あるあるタイプ
憧れのバージンロード
父からまさかの拒否られる!
お父さんとバージンロードを歩くことが憧れだった私。そのことを父に打ち明けたら、神前式のイメージしかなかったらしく「そんな恥ずかしいことはワシにはできん」と、まさかの拒否!家族含めて全力で説得し、なんとかなったけど・・・タイヘンだった。
意外に多いのがこのエピソード。普段から「お父さんとバージンロードを歩きたい」という意思をそれとなく伝えておければスムーズに受け入れてもらえるかも。
放置あるあるタイプ
聞きにくいことも聞く・・・
これが夫婦への第一歩なのね
貯金いくらある?なんて聞きにくくてなんとなく確認しないまま準備を進めていた私達。後々確認してみるとどう考えてもお金が足りない。慌てて両親に連絡し、援助を求めた。なんとかOKしてくれたけど・・・両親にすごく怒られた。
お金のことに限らず、大丈夫だろう・・・で進めると、後々取り返しがつかないことになる可能性もある。聞きにくいことを確認するのも夫婦への第一歩。
激レアタイプ
まさかの親戚登場!
お願いだから好きにさせて
私達も両親もそこまで結婚式に強いこだわりはなかったのだけれど、何故か親戚のおじさんが、会場はあそこが良いとか、衣裳はいつ決めるの?と乱入してくる。必死でやんわり断り続けていたけれど、やっぱり喧嘩になってしまった。
気心の知れた両親より、親戚の方がなかなか断りにくい。それとなく両親から断ってもらうようお願いする等、ちょっとした根回しが必要かも。
計画不足タイプ
生モノの持ち込みができないとは
まったく考えていなかった!
ケーキの持ち込みを考えていた私。どこの会場も大丈夫だろうと思っていたけど意外に生モノは難しいと断られ、会場を探すのが大変だった。彼はもう諦めてもいいんじゃない?とか言い出すし、希望が強くある時は早めにしないとダメだ、と実感しました。
生ケーキや生花のブーケ等は保存の関係上持ち込みができないことがある。生モノに限らず、持ち込みたいものがある場合は事前に確認を。
すれ違いタイプ
希望が叶いそうだったのに
最後の難関が越えられなかった
彼は街中の結婚式場を希望。私は海辺のリゾートホテルに憧れていたので、両方見学に行くことに。見学では彼もリゾートホテルを気に入ってくれていたのに、あと一歩のところで今度は両親からNGが!説得を試みたけど、結局もう一度探しなおすハメになってしまった。
両親に魅力を伝えたい場合、一緒に結婚式場を見学してもらうのもひとつの方法。そうすれば意見も変わるかも。
会場選びのプチ知識4
結婚式のことをまずは知っておこう結婚式は、挙式と披露宴に分かれる。主に挙式は挙式会場で、披露宴は披露宴会場で執り行われるが、ホテルや専門式場等には、挙式スペースが併設されていることが多い。
★ いつやるかを決める
教会式
純白のウェディングドレスに身を包み、バージンロードを歩く協会チャベルでの挙式。厳かな雰囲気の中お互い生涯愛し続けることを神に誓う。
★こんな人にオススメ!
●ドレス姿でバージンロードを歩きたい
●神聖な雰囲気の中で誓いを立てたい
神前式
「家と家との結びつき」を重んじた日本の伝統的な挙式スタイル。基本的に参列者は親族。由緒ある神社や、ホテル・式場などの神殿で執り行われる。
★こんな人にオススメ!
●日本の伝統的なしきたりで誓いたい
●白無垢や引き振袖等の和装を着たい
人前式
形式や場所を問わず、家族や友人等列席に結婚の証人になってもらう。ゲストとともにふたりらしい一体感ある結婚式を作り上げることができる。
★こんな人にオススメ!
●形式にとらわれず好きな場所で誓いたい
●ゲストに結婚を認めてもらいたい
★主な披露宴会場の種類
ホテル
ネームバリューのあるホテルは駅からのアクセスも良く、遠方からのゲストや年配のゲストも安心して招待することができる。宿泊の利便性はもちろん、ホテルならではの上質なホスピタリティもうれしい。
★こんな人にオススメ!
●上質感のある結婚式にしたい
●遠方からの宿泊ゲストが多い
ゲストハウス・専門式場
ウェディング専門の施設ならではの設備が魅力。ふたりの希望のスタイルや価格に応じてさまざまなプランを提案してくれる。ゲストハウスは1棟貸し切りができ、プライベート空間として気兼ねなくくつろいでもらえる
★こんな人にオススメ!
●空間を自由にコーディネートしたい
●プライベート感を重視したい
レストラン
レストランならではの「料理」にとことんこだわれる点が最大の強み。ふたりが初デートをした思い出の店や、オリジナルのメニューで振る舞える等、自由度たっぷりの、ふたりならではの演出ができる。
★こんな人にオススメ!
●美味しい料理でもてないしたい
●式の後も記念日に訪れたい
フリースペース
ギャラリーやホール、屋外の公園など、ふたりの思い出が詰まった場所での挙式は、オリジナルアイデアを存分に生かしたいこだわり派にピッタリ。自分達での手配が不安な場合はプロデュース会社を利用しよう
★こんな人にオススメ!
●思い入れのある場所がある
●人とは違った結婚式をしたい
ガツガツタイプ
予想外にこだわり派の彼
私とまったく意見が合わないっ!
予想以上に彼がこだわり派で、あれがしたい、これがしたい・・・という内容がたっぷり。しかも細かい。私ともまったく意見が合わずなんども喧嘩になってしまった。興味ないのも問題だが、ありすぎるのも困ると思った。
ただ想いを主張するだけだと、統一感がなくなってしまう可能性も。テーマを設定する等、共通の目標を作ればお互いの意見もまとまりやすい。
あるあるタイプ
いつになったら結婚式できるの?
「一周忌は待ちなさい」って・・・
入籍は三年前なので、そろそろ結婚式をと思ってある程度会場ピックアップしたのだけれど・・・両親に確認してみたら、おじいちゃんの一周忌は待ちなさいと・・・いつになったら結婚式できるの?
基本的に結婚式は一周忌が終わるまで待ったほうが良いとされている。いつ、何が起きるかわからないので、できるタイミングは逃さないようにしよう。
後出しタイプ
秘めていた想いがあったなんて・・・
もうちょっと早く言ってよ!
ふたりでたくさん見学に行き、理想通りの会場をみつけた。両親にも事前に相談し、OKをもらっていた・・・と思っていたが、実は母親には、私に言えなかった想いがあったらしく、一度成約したにも関わらず会場を変更することに。両親の想いをちゃんと汲み取れなかったことも悪いが、もう少し早く言ってくれたらよかったのに!
後で「もうっ!」となっても、結局会場を選びなおさなければならないのはふたり、事前の確認は密にしておこう。
後出しタイプ
「こだわりがない」のに
ダメだしするのはヤメて!
結婚式に対して何のこだわりもないと言っていた彼。どの会場を見ても感想は全て同じ・・・。らちが明かないと想い、ココにしよう!と切り出すとココはちょっとなぁと文句を付け出した。意見があるなら最初から言ってよ!と、喧嘩になった。
こだわりがないように見えて、実は思っていることがある・・・というケースも。ちょっと面倒だけど、具体的な感想や質問で、意見を引き出す必要があるかも。
草食タイプ
なかなか両親に連絡しない彼
言うことさっさと言ってください
気に入った会場を見つけ、日時を決めたらいよいよ契約・・・という段階なのに、彼が両親へ日時の確認の話をしてくれない。勝手に決めるわけにもいかず、会場側からは仮予約の機嫌も言われ・・・自分の両親なのに何で言えない?とお説教しました。
機嫌のあることは、いついつまでにと伝えておかないと後回しにされてしまうことも。きちんとお願いした上で、守ってもらえないようなら”お説教”もOK。
サプライズタイプ
全然動かない彼にイライラ・・・
でも、実は動いてくれていた
結婚が決まったのに、まったく動いてくれない彼にイライライライラ。「本当に私と結婚したいの?」と不安になってついにケンカに・・・。でも、言いたいことを言っていると、実はいろいろ調べてくれたことが判明!先にちゃんと彼の希望を聞いておけば。
お互いの想いを確認し合うためにも、希望の確認は必要。時には喧嘩になったとしても、それが気持ちを通わせるきっかけになることも。
会場選びのプチ知識5
想いを共有し効率的に準備を進めるため
★決まったことは逐一連絡
最初にきちんと確認しているから…といって、やりたいことや決まったことを連絡しないでいると、場合によっては思わぬところでモメバナに発展してしまう可能性もある。あの子達、準備はちゃんと進んでいるのかしら…と、両親が不安になってしまうケースもあるので、決まったことはできるだけ連絡してで、決まったことはできるだけ連絡して
★イメージをすり合わせよう
「ガーデンで演出がしたい」「ペットと一緒に入場がしたい」「最後に花火を打ち上げたい」等、思っていることはきちんと共有しておこう。結婚式場を決めてから言えばいいや…なんて思っていると、やりたかったことができなくなってしまうことも。まずはふたりのやりたいことを紙に書いてリストアップしてみるのも◎。
★お金のことはきっちりと
「結婚」は何かとお金がかかる。結婚式だけでなく新生活の費用やハネムーン、指輪の購入からエステの費用まで、内容もさまざま。どのくらいお金が使えるのかを計算しておかないと、気がついたらお金が足りなかった…では済まされない。両親からの援助は受けられるのかも含めて、きちんと確認しておこう。
どんなことがやりたいのか、どこが譲れなくて、どこは譲っても良いのか等、ふたりの結婚式の要望や情報をきちんと整理しておこう。「漠然とした想いはあるけど、とりあえず見てみないとわからない」という人は、とりあえず会場見学に行ってみるのもひとつの手。何かヒントが見つかるかも。
協力・・ウェディングスタイル