会場見学で起きたモメバナ
イメージがある程度固まったらいよいよ会場選び。
具体的にいろいろなことをきめていくので、モメゴトも起こりやすい。
連絡を密にして、一つひとつ確実に進めていこう!
あるあるタイプ
試食のし過ぎでお腹いっぱい
味をまったく覚えていない・・・
料理にこだわりたい!と、3件の見学すべてに試食を入れ、1日で見学に回った。私も彼も最後にはおなかいっぱいになり過ぎて味がまったくわからない状態に。「もう少し予定を考えろ!」と怒られた。
1日3件の見学だけでもかなりキツめ。試食は会場によってはフルコース出してもらえることもあるので、事前に量も確認しておこう。
会場選びのプチ知識6
会場さがしのチェックポイント- ★交通のこと
□最寄りの駅からの道のり
□駐車場の有無、収容台数
□外観・見つけやすさ
□送迎の有無(駅から遠い場合) - ★挙式のこと
□希望の挙式スタイルや演出が可能か
□収容人数(友人の参列も可能か)
□外観・イメージ
□ゲストの席から見た印象
□挙式後の演出ができる場所はあるか - ★披露宴のこと
□収容人数
□希望の演出ができるか
□どんな装飾ができるか
□メインテーブルの見え方
□テーブルの大きさや着席人数
□音響・照明灯の設備
□料理の味やアレルギー等の対応 - ★その他にチェックしておくこと
□プライズルームは完備されているか
□キッズルーム・授乳室等の有無
□トイレの数と清潔感
□親族控室の広さ
□ゲストの更衣室
□禁煙ルームの場所
□スタッフの対応や印象
□衣装のサイズやバリエーション
□雨が降った場合の対応 - ★確認しておくこと
□希望している日の空き状況
□持ち込みの可・不可(金額)
□バックプラン等の内容と料金
□仮予約の日数や条件
□お金の支払日
計画不足タイプ
撮影データの管理が適当で
どれが何だか分からなくなった
携帯やデジカメで気になったところを自由に撮影。その後、パソコンにもダウンロードせずに放置していたら、どの会場のデータがどれに入っているのかわからなくなってしまった。彼女が「ちゃんとしてよ」と怒りながらデータを整理していた。
コンセプトが似ている会場をはじめ、写真をどこで撮ったのかは本当にわからなくなることがあるので要注意。撮影したデータは記憶が新しいうちに整理しておこう。
スレ違いタイプ
いろいろ意見を聞きたかったのに
「流されすぎ」と怒られた
彼は今までにたくさん列席経験があるから、ダンドリよく会場を見て回っている。でも、私はまだあまり列席経験がないため、なかなかイメージが湧いてこない。いろいろ周りからの意見を聞き入れつつ話を進めていたら、「他人の意見に流されすぎ」と、逆に怒られた。
「自分はこうしたい」と言わなければ、優柔不断と思われてしまう可能性もある。話を聞きすぎても何が正解かわからなくなることがあるので要注意。
計画不足タイプ
「今、検討中です」のひと言が
なんだか上手く言えなかった
結婚式場見学に行ったその日から「その後いかがですか?」と何度も何度も電話がかかってきて、困りました・・・「今、検討中です」と、はっきり言えばいいだけの話なんだけど、なんだか上手くいえなかった。
会場は「検討中」なのか、「別で決まってしまったのか」等の情報がほしくて電話をかけて来ているので、遠慮せずきちんと伝えてあげよう。
無関心タイプ
「仕事が忙しいから」って
予定ぐらい合わせてよ!
結婚が決まり、いよいよ会場見学!となったが、仕事が忙しくて行けないから一人で行ってきてと予定を合わそうともしてくれない彼・・・。この一言でやはり喧嘩に・・・。
難しい問題だけど、早めに解決しておかなければ、今後も準備を手伝ってくれない可能性が。早めに話し合ったほうが後々のためかも。
不可避タイプ
両親に援助してもらった手前・・・
自分の意見が言えなかった
新郎の両親が互助会に入っていた為、金額的には安かったのに、憧れていたチャベルでの式を断念。お金は全て両親援助の為、反論できず両親の意見を尊重し会場を決定しました。
両親も、結婚式のために入っていた互助会なので、なかなかムゲにはできないところ。決まった会場で憧れを叶えられるよう相談してみよう。
突撃あるあるタイプ
友人が結婚式をしたばかりの会場
内容を決めるのが大変だった!
私が気に入った会場は彼の友達が先日挙式をしたばかり。いろいろ演出とかが被ったらどうするの!?と彼はかなり難色を示していたけれど、結局私が押し切って成約。友達と同じプランナーさんが担当してくれ、いろいろ配慮してくれたので事なきを得ました。
事情をきちんと説明しておけば、会場側もできる限り配慮してくれるはず。内に秘めず、まずはしっかり相談してみよう!
計画不足タイプ
会場を決めた後で
予算オーバーが発覚した
1件目の見学にいった会場で決定!後日結婚式でやりたいことを再度練り直して再見積もりを出してもらうと予算オーバー!予算に余裕がなかった為やりたいことをイチから考え直すハメに。会場を選びなおすかどうかで喧嘩になってしまった。そのことで両親にも迷惑が・・・
予算がきちんと決まっている場合、会場のスタッフに相談するのもひとつの手段。きっとできる限り相談にのってくれるはず。
あるあるタイプ
アレルギーが伝わっておらず、
食べられるものがない・・・
食物アレルギーがあったため、フェアの試食に行く前に色々とお伝えしていたけれど、どうやらきちんと伝わっていなかったみたいで、食べられないものだらけ。もっとちゃんと伝えとかなきゃ・・・と、彼に言われ、なんだか腹が立った。
試食がある場合、アレルギーの対応をしてくれることは多い。メールなど後々確認できるもので内容をきちんと伝えておけば、より確実かも。
無計画のきわみ
無計画に動きすぎて
方向性を見失ってしまった
いろいろ見学したいと思い、闇雲に見学に行った私達。結局どうしたらいいのかわからなくなってしまった。彼も私と同じだったようで、なんだか訳が分からないまま喧嘩になった。
まずはふたりがどういう結婚式をしたいのかが決まらなければ会場も選べない。ある程度情報を整理してから見学に行こう。
ガツガツタイプ
会場を決めた後で
お金のことばっかり言わないで
こっちが恥ずかしくなるから
会場で見積もりを受け取った瞬間から、彼が「いくら安くなるの?」とか、「これくらい値引きしてほしい」とか、お金のことばっかり。みっともないやら恥ずかしいやら・・・。
値引きに応じてくれる可能性もゼロではないけれど、お互いに気持ち良く結婚準備に入るためにも、過度の交渉は避けておこう。
無関心タイプ
ふたりのことなんだから
「好きにしていい」って
言わないで
いろいろと見学に行ったけど、どこもよくてなかなか決められず。彼に聞いても「好きな所で良いよ」と言われてカチンときた。もっと積極的になってほしかった。
すべてが「好きにしていい」では困るけど、譲れないものと譲っていいものがはっきりしている彼なのかも。しっかりと理由を聞いてみよう。
会場選びのプチ知識7
会場選びでモメないために覚えておく3つのこと
- ★会場見学のポイント
会場をいろいろ見たいからといって、見境なく予約を取るのはちょっと待って。1回の見学の目安はおよそ2時間程度。じっくり見たい、たくさん質問したいと思っているならばもっと時間はかかる。比較対照のことも考えると3件程度見るのがオススメだけど、1日に詰め込むとタイヘンなので、数日に分けて見学しよう。 - ★見積もりのこと
最低金額が提示されることが多い見積りだけど、「何を入れたいか」や「料理のランクをどうしたいか」等をきちんと伝えておけば、それに応じた金額を教えてくれることが多い。すべての会場で、内容をそろえておけば比較もしやすくなる。金額は後々アップしやすいので、ギリギリで予算を組まないように気をつけて。 - ★仮予約と本契約
会場を見学して、気に入ったら必ず仮予約をしておこう。そうすれば、一定期間は日にちを押さえることができるので、その間に他の会場を見て比較検討することが可能。その後、気に入れば本契約となる。仮予約のシステムについては会場によって異なるので、訪れた際にしっかりとチェックしておこう。
大切なのは、話し合い、気持ちを確認した上で話や準備を進めていくこと。ふたりの考えや両親の思い等、いろいろな人が関係するので大変なことも多い。でも、面倒と思わずに1つひとつクリアしていけば、お互いの理解が深まったり、支えられてることを実感できたり、モメごとだけじゃなくて良い発見もたくさんあるはず。ココを乗り越えたら、夫婦の絆もずっと深まっていくよ!