2体のテディベアを手作り
私たちの結婚式に、両親へのプレゼントとして用意したものは2つあります。 1つは私たちが生まれた時の体重と同じ重さのテディベアです。私が裁縫が好きなこともあり、2体のテディベアを手作りすることにしました。
ぬいぐるみの本体を作製するのはさほどむずかしいことはありませんでしたが、私たちが生まれた時と同じ重さにすることが大変でした。 赤ちゃんは1g単位ですので、綿で細かく調整したり、重さのバランスが悪いとちゃんと座ってくれないので、手や足にも均等に重みを入れることに苦労しました。
もうひとつは父親にメッセージラベルを付けたお酒をプレゼントしました。 市販のお酒のボトルを剥がし、手作りのラベルを張り付けました。 ラベルはお祝いの席に合うような色柄の和紙に、筆ペンで父親の名前と感謝の言葉を手書きで書きこみました。 私の両親は、結婚式が終わって早速お酒を飲んだようですが、結婚してから8年が経つ今でもボトルは大事にしまってあります。
テディベアも両親の部屋の片隅にしっかりと座っており、今では私の娘の遊び道具のひとつとなっています。 どちらも手作りすることにこだわり、感謝の気持ちとともに両家の両親に贈ることができました。