花言葉に感謝の気持ちを込めて
気持ちを込めて
「手紙なんか渡したことがないので、感謝の気持ちを読むなんて恥ずかしくて無理です!!何か他のもので感謝の気持ちを伝えられたらいいな。」とお打ち合わせの際にお話をされていたご新婦様。
お母様は、いつも綺麗なお花を買ってきてはリビングに飾られて、これはこんなお花で花言葉はこんな意味があるのよと、いつも楽しそうにお話をしていたそうです。そんなお母様に、花言葉に「感謝」の気持ちを込めて花束をお渡しすることを提案させていただきました。
当日、新婦様は色打ち掛けをお召しになるため、花束も和風のデザインで作成をしてお渡しすることにしました。選んだ花は「白のダリア」、花言葉は「感謝・謝意・豊かな愛情」です。この白のダリアをメイン装花にして、「オリーブの葉」、「水引の梅結び」をプラスして和風の花束にアレンジしました。
オリーブには、今まで育った家庭から離れて新たな家庭を築いていきます。といった意味や、オリーブの木の樹齢が3000年を超える木もあることから「長生きしてね」といった意味も含まれているため、アクセントカラーとしてオリーブの葉も入れてアレンジをお願いしました。また、水引の梅結びには固く結ばれてほどけないように。という意味が込められています。
この花束に込めたメッセージは「今まで大切に愛情いっぱい育ててくれて本当にありがとう。これから新しい家庭を築いて幸せになります。お嫁に行ってしまうけど、お父さんとお母さんとの家族の絆は固く結ばれてほどけることはありません。」
当日、この花言葉の意味については、感謝のお手紙が読まれるシーンで司会者から説明を入れてもらいご両親へ伝えてもらいました。
お父様とお母様は嬉しそうに、その花言葉の意味を聞いていらっしゃいました。
当日お渡しをした花束は、一度お預かりをさせていただき、後日、ブリザーブドフラワーとして加工をして、ご両親へお渡しをしました。ブリザーブドフラワーであれば、この日の結婚式をいつでも思い出して、ずっと傍に置いておくことができるからです。 ご両親の元に届いたブリザーブドフラワーは新婦様の住んでいた時もよく一緒に団らんをしていた、リビングのいつでも目に留まる場所に置いてあるそうです。
お手紙で気持ちを伝えるのも素敵なことですが、お母様の大好きな花で感謝の言葉を伝えるのも素敵な方法の一つですね。皆様も素敵な贈呈品がみつかるといいですね。