世界に誇れる日本の工芸品
日本の工芸品
こんにちは! ウェディングプランナーの幸子です。
結婚式でのご両親へのプレゼント、何を贈ったらよいか案外悩むものですよね。旅行券やギフト券もご両親で選ぶ楽しみがあり喜んでもらえるものかもしれませんが、せっかくなら形として残るものがいい・・。今回、そんな贈呈品で悩まれている新郎新婦の皆さんにおすすめしたいと考えているのが、「日本の工芸品(食器・台所用具)」です。
世界に誇れる日本のものづくりは、食卓の一部を担う食器や台所用品においても同じ。ただ、伝統的な手法で職人さんが手掛けたものというと、ちょっとだけお値段が張って、普段使いとしては購入しにくいイメージをお持ちかと思います。だからこそ、贈り物にはぴったり。いい製品ならば使ってみたい!けれどなかなか手が出せない・・と考えている方は意外と多いもの。もしかすると、ご両親もそのタイプかもしれません。
例えば、贈り物の定番として湯呑みがありますが、こちらを「燕三条のチタン製カップ」にしてみてはいかがでしょうか。新潟県の燕市・三条市は、古くから金物の生産地として知られており、その技術の高さは世界が注目するほどです。この燕三条で作られる真空のチタン製カップは保温性が抜群によく、手にもなじみます。冷たい飲み物はずっと冷たいまま、温かい飲み物も冷めることなく飲めるのは嬉しいですよね。洗練されたデザインは毎日、そして長く使えるものであり、かさばらない点も選びやすいポイントで、贈り物にはぴったりです。
また、お茶や白湯をよく飲むというご両親には鉄瓶などいかがでしょうか。鉄瓶といえば、南部鉄器を思い浮かべる方も多いと思いますが、南部鉄器とは岩手県の南部鉄器協同組合連合会の加盟業者によって作られた鉄器のことをいいます。保湿性と保温性が高く、陶器よりも割れにくい点も嬉しいポイント。やかん代わりに鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで、鉄分摂取も期待できます。使い込めばその風合いが増す南部鉄器の鉄瓶ですが、最近では洋風の家具にも合うカラフルなものも出ています。お部屋に合わせて選べるのもよいですね。
今回、チタン製カップと鉄瓶についてご紹介しましたが、焼き物・鋳物・かご製品など、贈り物にぴったりの日本の工芸品(食器・台所用具)はまだまだたくさんあります。ご両親へのプレゼントを探している新郎新婦のお二人が、日本の工芸にも詳しくなれたのなら、それも素敵なことですね。