和風のお庭が好きなお母様へ、
少し変わった記念品をプレゼント
少し変わった記念品を
プレゼント
ご新婦はお母様の影響で、和のお庭や「和」のもの全般がとても好きな方でした。当日のご結婚式も和装をお召しになるのが、小さい頃からの夢だったというご新婦でした。
ご新婦のお母様への贈呈用の記念品を決める際も、何か「和風」のもので、「お庭に関係しているもの」がいいなと考えてしました。ご新婦と一緒に行く「京都旅行」なども考えたのですが、あまりピンときていない様子のご新婦。
それではと、当日のゲストテーブル・メインテーブルの装花を枯山水風にアレンジして、メインテーブルにテーブル装花として置かれていた、枯山水をプレゼントすることを提案させていただきました。
枯山水とは、水を一切使わずに山水の景色を表現する庭園様式の一つです。石や砂のみで庭園を作成し、植物を用いることはあまり、ありません。ですが、今回は結婚式ということもあり、花はもちろん苔も使用して枯山水の庭を表現することにしました。
当日、メインテーブルやとゲストテーブルには、お母様の好きな枯山水のお庭が出来上がりました。苔や砂模もきちんとデザインされたミニチュアの枯山水が完成しました。
この枯山水のお庭を記念品として、お渡しをする際に、お手紙の中で今までの感謝の気持ちをお伝えになりました。
「今まで、育ててくれて本当にありがとう。この枯山水のお庭を記念品として選んだのは、お母さんとの思い出がたくさんあったからです。小さい頃からお母さんと旅行で京都の枯山水をよく見に行きましたね。枯山水を見ながら何時間もそこに座ってたくさんの話をしました。その時間が私にとって大切な思い出です。これからはなかなか一緒旅行に行けないけど、今度は、この小さな枯山水のお庭を見ながらまた、たくさん話しをしようね。」
枯山水には、お母様とご新婦との大切な思い出があったのですね。この枯山水を眺めると、小さい頃の思い出も、結婚式の思い出も両方思い出せるような、記念品になりましたね。
