新婦の手紙と一緒に渡すスクラップブッキング
一緒に渡す
スクラップブッキング
こんにちわ!ウェディングプランナーの幸子です。
今まで多くの結婚式を担当してきた中で、最も感動した両親贈呈品のひとつが、幼少期からの思い出をまとめたスクラップブッキングです。
実際、新婦さんが作った物を見せて頂いたことがありますが、母親でない私でさえ感動で泣きそうになりました。
定番の花束や旅行券なども魅力的ですが、娘や息子の門出を祝う両親にとって一番嬉しいプレゼントは、やっぱり心のこもったオリジナルな物だと思います。
スクラップブッキングとは、市販の台紙に、切り貼りした写真やシールを貼ったりコメントを添えたりして、思い出を楽しく残すペーパークラフトのことです。 その時々のシチュエーションや感想を写真のそばに書き込むことによって思い出をより鮮明にし、メッセージ性の高いアルバムに仕上げることができます。
幼少期からの写真と思い出にまつわるエピソードを綴ったスクラップブッキングは、披露宴の終盤、両親へ感謝の気持ちを伝える「新婦の手紙」「両親への花束贈呈」の場面にぴったりのプレゼントです。
また、量販店やネットなどでハウツー本やキットなども購入でき、写真を切ったり貼ったりするだけでかわいく仕上がるのでハンドメイドが苦手な人でも作りやすいところも魅力的です。
- ページ目は産まれたときの写真。出生時の身長・体重や「産んでくれてありがとう」のメッセージを添えて。
- ページ目は幼稚園のお遊戯会や運動会。「運動会では一番を獲れなくて家に帰って泣いたよね。」など具体的なエピソードとともに。
- ページ目からは入学式、家族旅行や誕生日の写真と一緒に思い出に残った家族でのやりとりを綴ったり。
そして最後のページには結婚式当日の新婦の手紙を貼りつけて花束とともに両親へプレゼント。
「今まで育ててくれてありがとう」の感謝の気持ちを添えるのも忘れずに。
など、エピソードはなるべく具体的に、「あの時は本当はこう思っていたんだよ」などその時々の気持ちをまとめると素敵な一冊が出来上がります。 実際、スクラップブッキングをプレゼントされたお母様が披露宴後にロビーでページをめくりながら号泣していらっしゃるのを見たことがあります。(お父様は必死で涙を堪えているご様子でした。)
思い出と感謝の気持ちが詰まった一冊はきっとご両親の宝物になりますね。
制作自体は難しくありませんが、凝り始めると意外と時間がかかるので、披露宴の1ヶ月前など、なるべく早めに作成開始するのがおすすめです。