新婦の思いが詰まった体重米を記念品に

新婦の思いが詰まった
体重米を記念品に

新婦は打ち合わせが始まった当初から、記念品は、自分で作ったお米で体重米を作って、プレゼントをしたいと希望がありました。
新婦が選んだ体重米とは、自分の生まれたときの体重と同じ重さのお米をご自身のご両親へ贈呈をして、前はこんなに小さかったけど、ふたりのおかげで今では立派な大人に成長することができました。と感謝の気持ちも伝えられる記念品のことです。

新郎の実家は農家をしているため、結婚の話しがでたときに、新婦がご両親へ農家をしている新郎の家にお嫁に行きたいと話しをされたときは大変驚いていらっしゃったようです。
あまり口にはだされなかったそうですが、ご両親は大変心配をされていたそうです。そんなご両親へ、私は大丈夫だよ。心配しないでね、と安心してもらえるような記念品をお渡ししたいと、お選びになったのが体重米でした。
当日は、新婦からの感謝のお手紙の中でこの贈呈品を選んだ理由を伝えていただきました。

「いきなり農家にお嫁に行きたいと話しをしたときはびっくりしたと思います。でもそれを受け止めてくれて、優しく新郎家族の家に送り出してくれてありがとう。
お父さんとお母さんには、初めて私が新郎と一緒に作ったお米を食べてほしかったので、この体重米を記念品として選びました。ここまで、私を育ててくれてありがとう。」

お父様とお母様は、新婦からの感謝のお手紙を聞きながら嬉しそうに涙を流して、新婦が作った体重米を見つめていました。
このお米を入れた体重米の袋も新婦が手作りをしました。風呂敷を購入して、お米を入れるバッグを作製しました。風呂敷にはかわいらしい椿の柄が入っているものを選びました。椿には長寿といった意味があり、お父様とお母様へ長生きをしてください。といった気持ちを伝えたいと、この柄を選んでいらっしゃいました。

新婦が心を込めて作ったお米で作った体重米は、ご両親への思いがたくさん詰まっている分、きっと重みも違っていたでしょうね。

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